ロジスティクスAPモラー・マースク(デンマーク)は11日、高品質チョコレートとココア製品の世界的リーディングカンパニーであるバリーカレボー(スイス)と、マレーシアのパシル・グダンにオーダーメイド型カカオ豆倉庫を正式にオープンしたと発表した。両社は、この施設の建設と運営に関して23年に10年間のパートナーシップを締結している。
同倉庫の広さは5万6000平方メートル(60万平方フィート)を超え、アジア太平洋地域最大級のカカオ豆保管施設の一つであり、4万トンのカカオ豆を収容可能。統合サプライチェーンを支援するために設計されており、同社の最新倉庫管理システム(WMS)をはじめとする先進技術を導入。リアルタイムの在庫追跡やワークフロー最適化、データの可視化を実現し、運用効率と即応性を高める。LED照明や自然換気システムなどの設備も備え、環境負荷の低減にも配慮した。

(出所:APモラー・マースク)
さらにマレーシアの主要港であるタンジュン・ペラパス港に隣接し、バリーカレボーのカカオ加工工場からわずか1キロという戦略的立地に位置。アフリカ、ラテンアメリカ、アジアから調達されるカカオ豆を集積する重要拠点として、アジア市場をはじめ世界各地の顧客ニーズに対応し、バリーカレボーの成長戦略を支える。
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