財務・人事関通は12日、2026年2月期第2四半期の連結業績予想を上方修正した。売上高は前回予想から10億1600万円増の86億6000万円とし、営業利益・経常利益・最終利益はいずれも当初の赤字見込みから黒字に転換。営業利益は7200万円、経常利益は5200万円、最終利益は6200万円を見込む。
物流サービス事業では既存顧客からの受託が大幅に拡大。ITオートメーション事業でも自社の倉庫管理システム(WMS)「クラウドトーマス」が新規大手案件を獲得し、売上高は想定を上回った。サイバー攻撃の影響を織り込んでいた従来計画から一転、売上総利益は計画比18億円増と大きく伸長し、営業・経常段階とも黒字化を果たした。
この一方で、24年9月のサイバー攻撃に伴う顧客向け損害賠償として3億2300万円を特別損失に計上。保険金収入3億8000万円を特別利益に計上しており、第3四半期以降も追加計上が見込まれる。
通期業績予想は、下期の利益寄与が大きいことから現段階では据え置いた。
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