サービス・商品Celonis(セロニス、東京都千代田区)は16日、セイコーエプソン(長野県諏訪市)がCelonisを導入して日本と海外拠点を一体化した調達プロセス改革を進め、5か月で23.5人月分の生産性向上につながる改善計画を策定した事例を発表した。プロジェクトは1月に開始され、データ活用を軸に改善計画を策定した。
セイコーエプソンでは、フィリピンなど海外製造拠点でリワークや属人的業務が多発し、在庫不足や過剰在庫、航空輸送費といった追加コストが発生していた。これを受けて調達プロセスを改革対象に選定し、Celonisのプロセスマイニングを導入した。
SAPとの親和性を生かし、スターターキットによる分析や、日本側と現地法人が参加する3日間の集中ワークショップを通じて具体的な課題を抽出した。分析では、フリーテキスト発注の規模、入庫処理自動化を阻害する要因、発注後の価格・数量変更、紙請求書処理に要する時間などを可視化し、日本と現地が一体となった改善活動の加速につなげたという。
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