ロジスティクス日本郵政グループとJR東日本グループは24日、駅ビルで販売される商品を郵便局で受け取れる新サービス「えきぽす」のトライアルを開始すると発表した。両グループが2024年2月に締結した「社会課題の解決に向けた連携強化」に基づく取り組みで、郵便局と駅を地域のコミュニティー拠点として機能させる狙いがある。
今回のトライアルでは、JR東日本新潟シティクリエイト(新潟市中央区)が運営する新潟駅ビル「CoCoLo新潟」の一部店舗の商品を対象に、利用者がモバイルオーダーサービス「JRE MALLオーダー」で注文。商品は「ぽすちょこ便」を利用して郵便局間で輸送され、新潟太平郵便局(新潟市東区)で受け取れる。医薬品や生鮮品を除き、まずは常温商品のみを対象に運用を検証する。スキームやオペレーションの実効性、地域での受容度を確認し、今後の拡大に向けた課題を洗い出す。
取扱商品は成城石井の菓子や新潟限定の菓子など40品で、手数料は1会計150円。注文は12月1日まで受け付け、受け取りは12月5日までの毎週水曜日から金曜日に対応する。
郵便局の地域密着性と日本郵便の物流ネットワーク、JR東日本グループの販売商品を組み合わせることで、生活の身近な場所で商品を受け取れる仕組みを目指す。今後はほかのエリアへの展開や対象商品の拡充も視野に、地域ニーズに応じたサービスを検討していく方針だ。
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