フードmenu(メニュー、東京都新宿区)は25日、大阪観光局(大阪市中央区)と、フードデリバリー事業者として初となる包括連携協定を締結すると発表した。協定に基づき、宿泊施設との連携による新たな観光体験の創出や、アフター万博を見据えた観光×デリバリーグルメコンテンツの創出、中小飲食店の顧客獲得支援を柱に「食の都・大阪」を世界に向けて発信する。
同社はことし4月より、大阪観光局とともに大阪の食文化を発信する「Smile Couponプロジェクト」を推進。同プロジェクトではクーポン利用料金の一部が大阪府の「子ども輝く未来基金」や石川県の「能登半島地震義援金」に寄付される仕組みとなっており、現在、大阪府内4000店舗以上でイートインやデリバリー注文時に利用できる。
今回の協定に基づく取り組みでは、宿泊施設との連携による観光体験の創出、中小飲食店の顧客獲得支援、アフター万博を見据えた観光とデリバリーグルメのコンテンツ創出の3つを柱として、多彩な施策の企画・展開を推進する。宿泊施設との連携では、滞在中に大阪名物を気軽に楽しめるデリバリープラットフォームの活用範囲を拡大し、旅行中の新しい体験価値の提供を目指す。中小飲食店の支援では、地域の老舗や隠れた名店などのデリバリー参入を後押しし、観光客という新たな顧客層の獲得を支援する。さらにアフター万博を見据え、大阪観光局と連携して「デリバリーで楽しむ大阪の名店マップ」をはじめとした新しい観光コンテンツを創出し、デリバリーグルメを通じて大阪の多彩な魅力を国内外に発信していく。
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