
▲Neptuneの製品(出所:日本郵船)
環境・CSR日本郵船は9月29日、ロボティクスによる船体クリーニング事業を手がけるNeptune Robotics(シンガポール)との協業パートナーシップを拡大する覚書を締結したと発表した。船隊全体の燃料効率向上と国際海運の脱炭素化を目的とする。
両社は2022年に協業を開始し、ロボットによる船体クリーニングを実施してきた。これまでの実績では、クリーニングによる燃費改善の費用対効果が10倍に達し、燃料消費量と温室効果ガス排出量の大幅な削減につながっている。今回の覚書により、日本郵船は同技術の導入をさらに広げ、脱炭素化の加速を図る。
Neptuneのロボットシステムは、満載喫水状態のケープサイズ船を24時間以内に清掃でき、最大4ノットの潮流下でも昼夜を問わず稼働する。現在はシンガポールや中国の61港に展開し、世界の主要貿易ルートの70%をカバーしている。
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