サービス・商品法人向けクラウド型ファイル共有サービスを展開するファイルフォース(東京都千代田区)は30日、酒類・食品卸の升喜(中央区)が国産クラウドストレージ「Fileforce」(ファイルフォース)を導入し、8TBのデータ移行を完了したと発表した。
升喜は老朽化したオンプレサーバーの保守負担や権限管理の脆弱性、容量ひっ迫といった課題を抱えていた。特に休日稼働が多い物流部門ではシステムを完全に停止できず、移行の難易度が高かったという。今回の移行では、物流部門を含め業務を止めることなく、夜間や休日に分割して作業を進めた。
Fileforceはユーザー数に依存しない容量課金制を採用し、共有リンクやバージョン管理、ランサムウェア対策を標準機能として搭載。コスト管理の容易さとセキュリティー強化が評価され、導入に至った。
導入後は、メール添付に頼らない情報共有が可能になり、サーバー負荷が軽減。バージョン管理機能でデータ復元が容易となり、保守問い合わせの減少にもつながった。現場では「誰がファイルを開いているか」の可視化が進み、運用の安心感が高まったという。
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