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サトー、コマツ向け新ラベルで通関・管理強化

2025年10月1日 (水)

▲ラベルの貼り付けイメージ(出所:サトー)

サービス・商品サトーは9月30日、小松製作所の小山工場向けに小径Oリングやガスケット用の個別管理ラベルを開発・提供し、同工場で運用が開始されたと発表した。修理用セット品の輸出・通関手続きやトレーサビリティー強化を目的とした取り組みとなる。

コマツの小山工場ではエンジンや油圧機器などの主要部品を製造しており、輸出時の税関対応では構成部品ごとの明細照合が求められている。従来は複数部品をまとめて袋詰めし、共通リストで出荷していたが、管理の高度化に伴い単品ごとの識別ラベルが必要となっていた。

サトーはこうした課題に対応し、小径部品にも貼付可能な専用ラベルを開発。ミシン目の追加やディタック加工の微調整を行い、封入・貼付作業の効率化と現場での運用性向上を実現した。

新ラベルの導入により、部品ごとの明細管理が可能となり、輸出時の税関手続きも円滑化する。さらに事前のビニール個装が不要となったことで、コスト削減や環境負荷の低減にもつながった。今回の事例は、多品種・小ロット製造現場での管理精度向上のモデルケースとなり、製造・物流分野でのトレーサビリティー向上に寄与するとみられる。

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