環境・CSR国際ドローン協会(IDA、東京都江東区)は9月30日、登山道でしかアクセスできない山小屋「赤岳鉱泉」(長野県茅野市)に30キロの荷物を運搬する大型物流ドローンを活用し、日本初となる山岳物流の社会実装を行ったと発表した。

▲ドローン物流実装メンバー(出所:IDA)
同協会は8月14日、標高1400メートルから2200メートルの6.7キロ区間で果物30キロの運搬に成功。通常2-3時間かかる行程を7分で完了した。使用した機体は大型バッテリーやGNSS機能を備え、バッテリー交換なしで往復飛行を実現した。
さらに9月23日には、赤岳鉱泉から先の行者小屋への登山道補修用資材の輸送も実施し、ウインチとワイヤーで資材をピンポイント投下し作業者の負担を軽減した。
今回の取り組みは、日本初となる高低差800メートル・重量30キロの物資空輸であり、山岳地域の物流課題解決に向けた新たな手段として注目される。
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