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M&Aトナミホールディングス（HD）は1日、子会社6社を2社に統合する合併手続きを同日付で完了したと発表した。グループ内の事業再編を通じ、国際物流機能と低温物流機能をそれぞれ強化し、事業効率の向上と競争力強化を図る。
神奈川県下では、トナミ国際物流（横浜市中区）が山昭運輸（同）を吸収合併。通関業を軸に自動車運送を取り込み、国際輸送と国内輸送の一体的なオペレーションを可能とした。山下ふ頭を拠点とする両社の機能を統合することで、港湾と陸送を結ぶスムーズな物流体制を整える。
石川県下では、2024年設立のトナミコールドロジスティクス（金沢市）が、いずれも金沢市に本社を置く西金運輸、藤和商運、大栄自動車工業の3社を統合。貨物自動車運送に加え、鈑金・整備を含む機能を一元化し、食品物流を中心とした低温物流の事業基盤を強化する。
いずれの合併も株式移転などを伴わないグループ内整理で、代表は存続会社の経営陣が引き継ぐ。
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