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苫小牧で花き類鮮度保持実験を開始

2025年10月17日 (金)

調査・データ苫小牧埠頭(北海道苫小牧市)は16日、苫小牧市、フードテクノエンジニアリング(大阪市西淀川区)と連携し、「花卉き類鮮度保持実証実験」を実施すると発表した。苫小牧港を高品質な花き類物流拠点とすることを目的に、産官学連携での検証を進める。

実験では、道内産の4品目の花き類を対象に、プラチナ触媒や高湿度冷蔵庫、CA(Controlled Atmosphere)機付き冷蔵コンテナを用いて鮮度保持性能を比較する。プラチナ触媒はエチレンガスを抑制し、高湿度冷蔵庫はミストを使わず湿度90%以上を維持、CA機は酸素やCO2濃度を制御して酸化や呼吸を抑える。各条件で10日間保管し、取り出し後に3日ごとの観察を行う。

苫小牧市が全体統括を担い、北海道大学が技術助言、苫小牧工業高等専門学校が実験を担当。フードテクノエンジニアリングが冷蔵庫を提供し、苫小牧埠頭とロードボス(苫小牧市)が物流面を支援する。デロイトトーマツコンサルティング(東京都千代田区)が全体をコーディネートする。

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