M&AMEDEMIL(メデミル、東京都新宿区)は17日、損害保険ジャパン(同)と高齢者を含むすべてのドライバーが安全に運転を継続できる環境構築を目的とした業務提携を締結したと発表した。両社は、ドライバーの運転能力を科学的に評価する共同研究を進めており、今回の提携により研究成果の社会実装を本格化する。
損保ジャパンが保有するドライブレコーダーなどから得られる運転挙動データや事故対応の知見に、MEDEMILが開発した眼球運動計測装置「MEDEMIL Drive」によるデータを組み合わせ、運転能力を総合的に評価する仕組みを構築する。
これにより、高齢ドライバーや職業ドライバーの安全運転支援に加え、健康起因事故の削減やドライバー不足の課題解決を目指す。
今後は個人や職業ドライバーを対象とした共同研究・実証実験を通じ、評価モデルの精度向上や効果的なフィードバック手法の開発に取り組む。将来的には、運転能力評価に加え、特性に応じたトレーニングプログラム提供や介護サービスとの連携も視野に入れ、免許返納後の生活支援まで一体的な体制を構築する。
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