産業・一般人材サービスのアズスタッフ(東京都新宿区)は17日、ネパールで特定技能ドライバーの教育事業を開始したと発表した。現地の送り出し機関Kizuna H.R. Solutionsと連携し、日本の元教習指導員を常駐させて日本式の交通教育を行う。2024年に特定技能制度へ自動車運送業が追加されたが、実際の受け入れは進んでおらず、同社は教育体制の整備で制度の実効性向上を図る。

(出所:アズスタッフ)
教習は、候補者1人あたり学科40時間・技能40時間を実施し、日本の自動車教習所と同等の内容とする。面接時には運転技術を確認できる仕組みも整え、採用企業の不安解消を狙う。すでに5社が現地を訪問し、30人超が内定。今後の面接予定を含めると50人以上が入国準備を進めているという。
ネパールを選定した理由は、日本と同じ左側通行で交通ルールが近く、宗教的制約が少ない点。穏やかな国民性も日本での適応に適しているとする。
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