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テルモ、静岡工場に輸液製剤の製造ライン導入

2025年10月20日 (月)

メディカルテルモは20日、富士宮工場(静岡県富士宮市)に輸液製剤の新製造ラインを導入し、稼働を開始したと発表した。医療現場で不可欠な輸液製剤の安定供給体制を維持・強化することが目的。

▲ソルラクト輸液(出所:テルモ)

新ラインでの製造品の第1弾として、日本薬局方L-乳酸ナトリウムリンゲル液「ソルラクト輸液」(250ミリリットル)を11月から出荷する。その後、製造品目を順次拡大する。

新ラインではすべての製品に新デザインとポリエチレン素材を採用した輸液バッグ「テルパックNeo」を導入する。識別名や容量表示を中央に配置し視認性を高めたほか、ゴム栓部の面積拡大や柔軟素材の採用により安全性と操作性向上を図った。

輸液製剤は体内の水分・塩分調整や栄養補給などに用いられ、医療現場で広く使用される。一方で、製造メーカの減少や物流面の課題により安定供給の維持が業界全体の課題となっている。今回の新製造ラインの稼働は供給体制の強化に寄与する。

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