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拠点・施設健康家具ブランド「EMOOR」（エムール）を展開するエムール（東京都立川市）は22日、東京都昭島市に新物流拠点「EMOOR TOKYO BASE」を開設し、20日から本格稼働を開始したと発表した。全国に分散していた物流機能を集約し、365日出荷体制と関東圏への翌日配送強化により、より迅速で高品質な対応を実現する。
▲ 広域配送拠点として最適な環境の倉庫（出所：エムール）
新拠点は首都圏中央連絡自動車道まで30分、中央自動車道まで20分という立地を生かし、全国配送の中核拠点として設計された。家具や寝具など大型商品を扱う多くの企業が地方に倉庫を構えるなかで、あえて東京都内に物流を集約したのは、「東京発ブランド」としての信頼性とスピードを両立する狙いがある。
これにより、本社や体験型ショールーム（青山・立川）、撮影スタジオなど主要機能をすべて都内に集約。設計から開発、販売、出荷までをワンエリアで完結できる体制を整えた。展示会やPRイベントに連動した出荷や、法人顧客向けの小口対応にも柔軟に応じる。
同社は複数商品の同梱出荷を促進し、梱包・輸送コストの削減とCO2排出量の低減にもつなげる。都市近接型の物流拠点として効率化と環境配慮を両立し、「東京でつくり、東京から届ける」というブランド理念を体現する拠点として位置づけている。
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