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拠点・施設三菱倉庫グループの富士物流（東京都港区）は5日、筑波物流センター（茨城県阿見町）が竣工し、同日から営業を開始したと発表した。同県南部エリアの事業拡大と重量物輸送に資する拠点と位置付ける。
同センターは3階建ての鉄骨造。首都圏中央連絡自動車道阿見東インターチェンジから2キロと近く、都心と繋がる輸配送拠点として優れる。延床面積は2万175平方メートルで、10トンと5トンの天井クレーンを2基ずつ設置し、重量物にも対応できるようにした。
地震への対策として、建築基準法の規定を上回る耐震構造を採用。LED照明や遮熱高断熱素材を導入するなど、環境性能も考慮した。2階には電子部品の取り扱いに対応できるよう、空調も整備した。
▲筑波物流センター外観（出所：富士物流）
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