楽一番、千葉県松戸市に新物流センター

拠点・施設楽一番（東京都新宿区）は3月31日、越境EC（電子商取引）サービス「Rakufun」の拡大に伴い、千葉県松戸市に新たな物流拠点「楽一番 松戸物流センター」を4月に開設すると発表した。延床面積は6600平方メートルで、トラックバースは7台分を備える。同施設は、国際・国内物流の一体管理を目指すフラッグシップ拠点となる。

▲楽一番 松戸物流センター（出所：楽一番）

同社はこれまでの事業拡大により既存センターの容量がひっ迫し、部署間連携の効率化が課題となっていた。今回の新センター開設により、物流機能の統合による業務効率の向上と、サービス品質の強化を図る。特に国際物流部門と国内物流部門に最新技術を導入することで、出荷処理や在庫管理の精度向上が期待されている。

Rakufunは、日本国内のEC商品を海外ユーザーに届ける代理購入型越境ECとして140万人の会員を持ち、物流センターでは日本企業の越境販売や海外企業の国内流通拠点としても機能している。今回の施設増強により、全事業の物流量増加が見込まれ、スケールメリットとオペレーションの効率化が可能になる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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