M&AHHLA(ドイツ)は27日、鉄道子会社のメトランス(チェコ)が、ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州ハム市で進む貨物操車場の再開発計画「マルチハブ・ヴェストファーレン」に参画すると発表した。ハム市が出資する開発法人「持続可能な貨物輸送開発機構」(EANG)の株式27%を取得する意向を示し、同市と覚書(MoU)を締結した。

(出所:HHLA)
同プロジェクトは、旧操車場を鉄道・道路・水路が交差する戦略拠点として再生し、欧州内陸部の主要物流ハブを目指すもの。ハム市のマルク・ヘルター市長は「メトランスの参画により、環境負荷の少ない物流の将来に向けた成長と価値創出の道筋が整う」と述べた。
ハムは東西・南北を結ぶ鉄道幹線と内陸港に近接する立地で、欧州域内の中継拠点として高い潜在力を持つ。メトランスのピーター・キスCEOは「ハムを欧州ネットワークの西部中核ターミナルとして発展させ、主要港湾・経済圏への接続を強化する」と強調した。
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