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RFIDの弱点をAIで補完、「MANICA Vision」

2025年12月11日 (木)

サービス・商品ハヤト・インフォメーション(東京都新宿区)は11日、RFIDリーダーとAI(人工知能)カメラを組み合わせた認識システム「MANICA Vision」シリーズを2026年1月に提供開始すると発表した。

同シリーズは、既存のRFIDリーダにAIカメラを追加し、RFIDのみでは判別できない通過人数やアイテム個数を高精度で把握する仕組みを備える。エッジAI処理によりインターネット接続不要でリアルタイム処理を行う。第1弾として、RFIDゲートで1回の認証に複数人が通過した場合にアラートを出す共連れ検知アプリと、読み取り数量と実物数量の差異を即時検出するカウントアプリの2種を展開する。

(クリックで拡大、出所:ハヤト・インフォメーション)

処理はRaspberry Pi5やAIアクセラレーター(Hailo-8Lなど)を活用し、すべてをエッジ側で完結する。特定メーカーに依存せず多様なRFIDリーダーに対応するほか、既存環境に追加導入できる点を特長とする。

RFIDは在庫管理や入退室管理で広く利用される一方、読み漏れや通過人数の把握といった課題が続いていた。今回のシステムは認識精度向上に寄与し、物流倉庫での検品業務やセキュリティー運用の信頼性向上につながる取り組みとなる。

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