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サービス・商品ダイコー（東京都港区）は11日、RFIDタグメーカーのテンタック（墨田区）と共同で、登録車両を自動認識して呼び出す新製品「RFIDカーリフト」を開発すると発表した。車両に搭載したRFIDタグをリーダーが検知し、呼びボタン操作を不要とする仕組みで、入出庫時の待ち時間削減を図る。
新製品は、カーリフトにImpinj社製「R700 RAIN RFIDリーダー」を搭載し、車両接近時にRFIDタグを自動読み取り、登録情報に基づき該当階へ搬送する。RFIDタグは電池不要のため、リモコン電池切れのリスクがない。
（出所：ダイコー）
また、受信感度の高いリーダーとタグを組み合わせることで、周囲環境の影響を受けにくく、高精度の識別が可能とする。登録車両以外を識別しないため、不正侵入防止にも寄与する。入出庫履歴をリアルタイムに管理する機能も備える。
同社によると、カーリフト市場ではマンションや倉庫などで操作簡略化と待機時間削減の需要が高まっている。販売は11日に開始し、待ち時間が課題となる駐車施設への展開を進める。
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