ロジスティクスDPワールド(UAE)は27日、ケニア・モンバサ港で最新の港湾コミュニティーシステム(PCS)の運用を開始したと発表した。東・中部アフリカ地域の主要貿易拠点であるモンバサ港で、貿易効率と透明性を高める。

(出所:DPワールド)
PCSは、EMEAポートロジスティクスと共同開発され、ケニア港湾公社(KPA)およびケニア政府と連携して導入された。同社は同港を運営していないが、公共・民間の港湾利用者が貨物の可視化や業務効率化、通関時間の短縮などの利点を享受できる。システムが完全稼働すれば、年間3000人超の利用者の通関時間を最大30%短縮できるという。
同システムでは輸入業者、輸出業者、運送会社、通関業者などが、貨物追跡やゲート予約、請求、支払い、リアルタイム更新を含む包括的なデジタル機能を利用可能となる。KPAはゲート運用の高度化や貨物流動の管理強化、滞留時間の削減が期待される。
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