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セイシン企業、茨城・古河に受託加工工場を建設

2025年10月28日 (火)

拠点・施設セイシン企業(東京都渋谷区)は20日、茨城県古河市に新たな受託加工工場「茨城工場」(仮称)を建設し、2027年春の操業開始を予定していると発表した。1982年に操業を開始した利根川工場の全面移転を伴う計画で、敷地面積は4万平方メートルと同工場の6倍に拡張。国内最大級の受託加工専用拠点として、粉体加工の高効率化と品質保証体制の強化を図る。

新工場では、有機溶剤対応の真空回転乾燥機や窒素粉砕ジェットミルライン、クリーンブース(クラス10万)などの最新設備を導入。個室化した生産ラインにより異物混入リスクを抑制し、自動化ラインで安定した大量生産を実現する。さらに、オンライン測定や画像解析といった評価装置を活用し、製品品質と付加価値の向上を目指す。

また、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーを活用し、環境負荷低減を重視した生産体制を構築。省エネと安定供給を両立する「環境配慮型工場」として、持続可能な製造モデルの確立を進める。

同社は、「パウダーテクノロジー」を生かした多品種粉体加工の受託事業を展開しており、新拠点の稼働により東日本エリアの供給能力を大幅に拡充する考えだ。アクセスは首都圏中央連絡自動車道・境古河インターチェンジから車で10分、JR古河駅から車で30分。

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