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米サムサラ、AI搭載車両で衝突事故75%減

2025年10月29日 (水)

(出所:サムサラ)

調査・データサムサラ(米国)は28日、世界各地の車両データに基づく初の「サムサラ安全レポート」を発表した。調査は北米、英国、西欧、メキシコの2600台以上の車両を対象に実施され、衝突率や過酷な運転、速度超過、モバイル使用などの主要な安全成果を分析した。

レポートによると、AI(人工知能)技術導入による安全性向上効果が明らかになり、両面AIダッシュカメラ、自動車内アラート、AIドライバーコーチングを組み合わせたフリートでは、30か月間で衝突事故率が73%減少し、一般的な減少率のほぼ2倍に達したという。導入後6か月で過酷な運転は48%、モバイル使用は84%減少し、30か月後にはそれぞれ69%、96%減少した。特に500台以上の大規模フリートでは、過酷な運転は84%、モバイル使用は98%減少した。さらに、デュアルフェイスダッシュカムの導入により、従来のフロントフェイスダッシュカメラのみの場合と比べ、衝突率が2倍低下する効果が確認された。

安全性向上はCSA(安全性評価)スコアにも反映され、175台以上を保有するフリートでは導入後30か月後に危険運転スコアが43%、HOS(運転時間規制)コンプライアンススコアが57%、規制物質・アルコール関連スコアが83%向上したという。

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