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名村造船所、日本郵船へ二元燃料船を引き渡し

2025年10月30日 (木)

荷主名村造船所(大阪市西区)は29日、佐賀県の伊万里事業所で建造していた日本郵船向けの21万1000トン型LNG/MGO二元燃料ばら積み運搬船「SG HORIZON」を引き渡したと発表した。同船は同型船の第2番船にあたる。

SG HORIZONは全長299.92メートル、幅50メートル、載貨重量21万1593トンで、主機関にMAN B&W 6G70ME-C10.5-GI-EGRBPを搭載。

LNG(液化天然ガス)を主燃料とする高圧型主機関を採用し、従来の重油燃料に比べCO2、SOx(硫黄酸化物)、NOx(窒素酸化物)の排出を大幅に削減する。EEDI(エネルギー効率設計指標)では基準値比30%以上削減が必要なフェーズ3を達成した。

同船は、燃料供給設備を船尾に配置することで従来と同様の荷役作業が可能となり、石炭輸送に十分な貨物艙容積を確保。さらに独自開発の「Namura flow Control Fin」(NCF)や「フィン付き舵」を採用し、燃費効率を向上させている。また生活排水や汚水を貯蔵するタンク、バラスト水処理装置なども装備し、環境規制に対応している。

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