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名村造船所、18.2万トン級ばら積み船を引き渡し

2025年6月27日 (金)

荷主名村造船所(大阪市西区)は26日、伊万里事業所にてMTO MARITIME向け18万2000トン型ばら積み運搬船「GLOBAL FUTURE」を引き渡したと発表した。

▲ばら積み運搬船「GLOBAL FUTURE」(出所:名村造船所)

同船は新規開発の18万2000トン型ばら積み運搬船の第1番船で、フランスのダンケルク港へ入港可能な最大船型を志向。名村造船所独自開発のNamura flow Control Fin(NCF)、フィン付き舵(Rudder-Fin)、省エネフィンを採用し燃料消費量の低減を図った。主機関および主発電機関には窒素酸化物(NOx)排出3次規制に適合した機種を採用し、エア式船尾管シール装置を導入している。

さらに、中央清水冷却方式を採用した機関部冷却システムや、生活排水・雨水・カーゴホールド洗浄水を適切に管理する汚水貯蔵タンクを装備した。バラスト水管理条約準拠バラスト水処理装置および硫黄酸化物(SOx)排出規制適合排ガス浄化装置を搭載し、IHM(インベントリオブハザードマテリアルズ)を取得した。全長291.92メートル、幅45メートル、夏期満載喫水18.20メートル、総トン数9万4783総トン、載貨重量18万2613重量トン。

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LOGISTICS TODAY編集部
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