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フォード、アルミ供給網の火災受けFシリーズ増産

2025年11月7日 (金)

産業・一般フォード(米国)はこのほど、サプライヤーであるノベリス(同)のアルミニウム工場で発生した火災による生産損失を回復するため、「F-150」と「スーパーデューティー」の生産を大幅に増やす計画を発表した。増産は2026年第1四半期から開始され、Fシリーズの年間生産台数を5万台以上増やすことを目指す。これにより最大1000人の新規雇用が創出される見込みだ。

(出所:フォード)

ディアボーン・トラック工場では、F-150のガソリン車とハイブリッド車を26年までに4万5000台以上追加生産する計画で、新たに1200人規模の第3クルーを編成する。併せて、ディアボーン・スタンピング工場に90人、ディアボーン・ダイバーシファイド・マニュファクチャリング工場に80人を増員する予定。

収益性の高いガソリン車・ハイブリッド車を優先する方針から、ルージュ電気自動車センターでのF-150ライトニングの組み立ては一時停止となる。センターの従業員はディアボーン・トラック工場に異動し、第3クルーに加わる。また、第3クルーにはミシガン州南東部のほかのフォード施設からの異動者や新規採用者も含まれる。

(出所:フォード)

さらに、ケンタッキー・トラック工場ではスーパーデューティーの組み立てラインの生産速度を年間5000台以上引き上げるため、100人以上を増員する。同社は、同工場に6000万ドルを投じ、設備投資や従業員トレーニングを行う計画だ。

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