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日本コネクテッドロジ市場、35年に8000億円規模に

2025年11月7日 (金)

調査・データResearch Nester Analytics(東京都台東区)は6日、日本のコネクテッドロジスティクス市場に関する最新分析を公表した。2026年から35年にかけて、市場規模が年平均成長率15.9%で拡大し、35年には52億ドル(7957億円)に達する見通しだ。

報告書によると、20年時点の市場規模は12億ドル(1836億円)、26年には13億ドル(1989億円)に達する。リアルタイム追跡や予測分析、IoT(モノのインターネット)統合、高度なフリート管理などの需要拡大が成長を支えている。

主要な推進要因として、サプライチェーン可視化ニーズの高まり、5Gとクラウド技術の活用、EC(電子商取引)の拡大、脱炭素化を目的としたスマートルート計画などが挙げられた。

一方で、高額な導入コストやサイバーセキュリティー上のリスク、レガシーシステムとの統合難、専門人材不足といった課題も指摘。市場構成はハードウエア(RFIDタグやセンサーなど)、ソフトウエア(倉庫管理システムや分析基盤)、サービス(統合・コンサルティングなど)に分類され、道路・鉄道・航空・海上輸送の各領域に適用が進む。

同社は、コネクテッドロジスティクスの普及が物流の効率化と持続可能性向上に寄与し、35年には商取引の基盤技術として定着すると分析している。

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