調査・データグローバルインフォメーション(川崎市麻生区)は27日、米Global Industry Analystsによる市場調査レポート「サプライチェーンのセキュリティの世界市場」の販売を開始した。レポートによると、同市場は2024年に26億ドル(3964億円)と推定され、30年までに44億ドル(6708億円)へ拡大する見通し。24年から30年にかけて年平均成長率(CAGR)は9.7%と予測されている。
ハードウエア分野はCAGR8.2%で25億ドルに、ソフトウエア分野はCAGR12%で成長すると見込まれる。地域別では、米国市場が24年に6億9500万ドル、中国はCAGR13%で30年に8億9100万ドルに達する。日本とカナダのCAGRはそれぞれ7%と8.4%、欧州ではドイツが7.6%で成長する見通し。
同社によると、成長の背景にはサイバー犯罪や自然災害、政治的要因によるサプライチェーンの混乱があり、企業がAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、ブロックチェーンなどを活用したセキュリティー対策を強化しているという。世界的に規制や透明性の要請が高まるなか、安全で信頼性のある物流ネットワークの構築が求められている。
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