認証・表彰NTTロジスコ(東京都中央区)は11日、10月30日に日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が主催した「関西物流改善事例発表会2025」で、同社の西日本マーケティングロジスティクスセンター(西日本MLC)が、体系的な相互応援の実現に向けた改善への取り組みを発表したと明かした。
西日本MLCはIT機器を扱う大規模物流拠点で、290人が8つの業務に分かれて作業を行っている。繁忙期や繁忙時間帯の稼働調整を目的に、他業務への応援体制を体系化した。

▲発表会の様子(出所:NTTロジスコ)
具体的には、各業務の概要や必要スキルを「求人票」として共有し、応援作業の内容を可視化。専用ビブスを着用したトレーナーを配置し、応援者がすぐに指導を受けられる環境を整えた。さらに、作業員ごとの応援経験を「スキルシート」で管理し、入出荷量予測を基に必要人員を事前に算出・配置する仕組みを導入した。
この仕組みにより業務間の応援体制が標準化され、作業員の心理的負担が軽減。多能工化の推進で固定人員を削減し、柔軟な人員運用による効率化とコスト削減が進んだという。
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