調査・データブルーヨンダー(米国)は12日、2025年グローバル消費者ホリデー配送調査の結果を発表した。調査はオーストラリア・ニュージーランド、フランス、ドイツ、中東、英国、米国の6000人以上を対象に実施され、消費者のホリデーショッピングと配送に関する意識を分析した。
調査では、消費者の53%が荷物が2-4日以内に届くことを期待している。地域別では、中東の消費者が51%と最も高く、米国は37%、ドイツ31%、豪州・ニュージーランド30%、フランス30%、英国26%だった。
一方、配達日通りに届くと考えている消費者は34%にとどまることが明らかになった。地域別では、中東(51%)で荷物のタイムリーな配送への信頼度が最も高く、米国(37%)、ドイツ(31%)、豪州・ニュージーランド(30%)、フランス(30%)、英国(26%)の回答者と比較して高い結果となった。
さらに、78%の消費者が少なくとも3-4週間前にギフトの購入を計画していることが判明した。世代別では、Z世代48%、X世代45%、ミレニアル世代44%が3-4週間前に購入予定で、ベビーブーマー世代の半数(49%)は1か月以上前に購入予定としている。
配送方法に関しては、消費者の86%がギフトを小売業者から直接発送することを希望しており、地域別では中東94%、フランス90%、米国86%、ドイツ86%、豪州・ニュージーランド81%、英国80%だった。さらに、速達配送に追加費用を支払う意思がないと答えたのは、米国40%、英国43%で、世代別ではベビーブーマー世代が49%と最も高かった。
店舗受け取りやロッカー受け取りの利用意向も明らかになった。53%がオンライン購入商品を早く受け取るために店舗受け取りを希望し、42%がロッカー受け取りを希望。また、送料無料条件での選択意向は、店舗受け取り49%、ロッカー受け取り38%となった。
環境意識の面では、56%が配送による環境負荷を減らすためまとめ買いに前向きで、34%が配送に時間がかかっても排出量削減に協力すると回答した。また、23%がカーボンオフセットのための手数料支払いに同意し、特に中東では3分の1が支払い意思を示した。
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