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三菱倉庫、平塚の老朽倉庫5棟をマルチ施設に刷新

2025年11月17日 (月)

▲完成予想図(出所:三菱倉庫)

拠点・施設三菱倉庫は17日、神奈川県平塚市で営業してきた自社倉庫5棟の再開発に着手し、マルチテナント型の賃貸物流施設を整備すると発表した。着工は2026年夏から秋、完成は28年春から夏を予定する。

1970年から稼働していた既存施設は9月末で営業を終了し、現在は解体が進んでいる。跡地には、延床面積約4万8400平方メートルと旧施設の約2.8倍となる4階建てスロープ式施設を新設する。

同社はこれまで営業倉庫として自社利用を前提に施設を建設してきたが、プロジェクトでは2030年度の売却を見据えた「資産回転型ビジネス」を本格的に展開する。資産効率を高めつつ、開発・売却を通じて投資回収速度を向上させる狙いがある。

新施設は、新東名高速道路・厚木南インターチェンジ(IC)から1.3キロ、東名高速道路・厚木ICから3キロと交通利便性が高く、最大8区画に分割可能。1階と3階にトラックバースを設け、倉庫部分は4万2000平方メートル、事務所は2260平方メートルを賃貸する。

▲広域図(クリックで拡大、出所:三菱倉庫)

また、テナント企業の要望に応じて荷役、輸配送、流通加工、国際輸送など同社のロジスティクス機能も提供可能で、倉庫賃貸にとどまらず不動産とオペレーションを組み合わせた提案ができる点も特徴だ。

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