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SEMITEC、千葉・山口に薄膜サーミスタ新工場

2026年2月20日 (金)

拠点・施設SEMITEC(セミテック)は20日、薄膜サーミスタの需要拡大に対応するため、千葉工場敷地内に新棟を建設するとともに、山口県宇部市に国内第2生産拠点を新設すると発表した。

千葉工場の新棟は延べ床面積2400平方メートルで、26年12月着工、27年12月完成予定。投資額は約25億円。薄膜サーミスタの増産に対応する。

▲千葉工場外観(出所:SEMITEC)

山口工場は宇部市大字西岐波に建設し、延べ床面積2600平方メートル。26年9月着工、27年7月完成を予定する。投資額は30億円で、薄膜サーミスタに加えバルクサーミスタの生産にも対応する。宇部市での新拠点設置は、3月24日開催予定の宇部市議会における土地売却議決が前提となる。

▲山口工場外観(出所:SEMITEC)

同社は医療分野を中心に薄膜サーミスタの需要が拡大していることを背景に、既存の千葉工場で能力増強を進めてきたが、将来的な需要増加に備え生産能力のさらなる拡張が必要と判断した。あわせて、1000キロ離れた2拠点体制を構築することで、地理的リスク分散と事業継続計画(BCP)対応力の向上を図る。

なお、25年1月24日に公表した新社屋建設計画は、生産能力強化とBCP対応を優先するため当面中断する。今回の工場建設による26年3月期連結業績への影響はないとしている。

電子部品分野では医療用途や高精度センシング需要の拡大が続いており、供給体制の強化と拠点分散はサプライチェーン強靭化の観点からも重要性が高まっている。今回の投資は、中長期的な供給安定化とリスク耐性向上を見据えた生産基盤再構築の動きといえる。

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