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リヤカーの森、人力物流手段への再注目を提言

2025年11月18日 (火)

(出所:エグゼクティブマーケティングジャパン)

サービス・商品エグゼクティブマーケティングジャパン(北海道札幌市)は17日、人力輸送の可能性を再評価する取り組みとして、自社が展開するプロジェクト「リヤカーの森」を通じ、全国に向けてリヤカーの利活用を提案していることを明らかにした。電力や燃料に依存しない点が評価され、過疎地や災害現場を中心に物流支援の代替手段として導入が進んでいる。

同ブランドは、国内唯一の折りたたみ式アルミリヤカー専門店で、主力のR150kモデルは重量17.2キロ、積載150キロに対応。高耐久・軽量設計で高齢者や女性でも扱いやすいとされる。上位モデルでは250キロ以上の積載が可能で、防災用途やイベント現場での利用が拡大している。

2024年の能登半島地震では、同社が緊急物資輸送を実施。自社倉庫から即日発送体制を構築し、全国送料無料で対応する物流力も特徴となっている。製造は海外専用工場で行い、ロボットと熟練工による品質管理のもと最大60%のコスト削減を実現している。

リヤカーというアナログな手段が、物流の最終到達点や災害時の補完輸送として見直されるなか、同社の取り組みは地域共助や低炭素輸送の一環として注目される。

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