サービス・商品UBTECH(中国)は17日、産業用ヒューマノイドロボット「Walker S2」の量産および初回出荷を開始したと発表した。初年度は500台の導入を目指し、自動車工場やスマートファクトリー、物流拠点などへの本格導入が進められる。
Walker S2は、同社独自のAIプラットフォーム「BrainNet」と統合されており、意図理解、タスク計画、ツール使用、異常検知と対応といった自律的なオペレーションが可能。ロボット単体の提供にとどまらず、用途別の導入・運用支援をセットにした「ターンキー・ソリューション」として提供される。
2025年初頭から受注総額は8億元、112億円規模を超えており、自動車業界ではBYD、アウディ、フォックスコン、SFエクスプレスなどが導入先として名を連ねている。Zigong市のデータセンター向けに24億円相当の契約を締結するなど、受注規模も拡大中だ。
同社は26年に年間生産能力5000台、27年に1万台体制を構築する方針で、ヒューマノイドロボットの大規模産業利用を見据えた体制整備を進めている。
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