
▲車輪型ヒューマノイドロボット「Cruzr S2」(出所:GA Robotics)
サービス・商品GA Robotics(埼玉県川口市)は15日、UBTECH(中国)の車輪型ヒューマノイドロボット「Cruzr S2」(クルーザーエスツー)の国内販売を開始したと発表した。主に産業や医療など業務現場での自律搬送や遠隔対話用途に向け、業務自動化と効率化を支援する。
Cruzr S2は176センチの筐体に44の自由度を持ち、車輪による長時間・広範囲の移動を可能とするプラットフォームを搭載。物流倉庫での物資運搬、工場内の部品供給、医療機関での薬剤搬送など、日常的な業務を代替する。
また、APIやSDK経由で既存の在庫管理システム(WMS)や病院内システムとの統合が可能で、タスクスケジューリングによる自動運行や複数台の統合管理にも対応。クラウドを介したリアルタイム監視や音声対話、障害物回避機能なども備える。演算処理にはIntel i7とNVIDIA Orinを採用し、最大550TOPSの計算能力を発揮する。
使用シナリオとしては、物流拠点での搬送業務や点検業務、病院での非接触型支援、商業施設での案内業務、教育機関での研究用途などが想定されている。
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