拠点・施設エアバス(フランス)は18日、韓国テジョン市に新たな研究開発拠点「エアバス・テックハブ」を設立したと発表した。同拠点は、未来のエネルギー技術、軽量複合材料、次世代防衛・宇宙技術の3領域に特化し、韓国政府・自治体・企業との共同研究を推進する。

(出所:エアバス)
テックハブは産業通商資源部(MOTIR)、テジョン広域市、韓国貿易協会(KITA)とそれぞれ連携協定(MoU)を締結。研究環境の整備、スタートアップ連携、技術人材の活用を加速する体制を構築した。
テックハブはLIG Nex1と宇宙用チップアンテナの開発、EMCoretechと電磁干渉抑制フィルタ技術の共同研究も始動しており、航空宇宙分野におけるグローバルな研究拠点としての機能強化が期待される。
エアバスの韓国での産業基盤は、主翼や複合材部品製造を担う韓国航空宇宙産業(KAI)や大韓航空などとの提携を通じて拡大しており、現地雇用6000人以上、調達額6億ドルを誇る。テジョンの新拠点は、釜山の複合材料技術センターと相互補完し、同社の東アジアにおける技術拠点網の中核となる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



















