サービス・商品Mujin(ムジン、東京都江東区)は20日、次世代知能ロボット「Mujin単載パレタイザー」を発売したと発表した。これは、同社独自の統合自動化OS「MujinOS」を搭載した初の製品で、製造・物流現場の自動化とDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を目的としたプロダクトの第1弾となる。

(出所:Mujin)
新製品はティーチレスかつノーコードのWebUIを採用しており、レイアウトや構成、ワーク情報、積載パターンを入力するだけで30分以内に稼働可能。プログラミングや専門知識が不要なため、導入のハードルが大幅に下がる。処理能力は最大1400ケース/毎時と高く、MujinOSのアルゴリズムによる自動軌道生成と複数個取り機能によって実現されている。
また、ユーザー自身が現場の状況に応じて設定を変更できる柔軟性も備えており、従来はメーカーに依頼が必要だったプログラム変更も、数分で完結できる。レイアウト変更やワーク追加もブラウザー上で対応可能で、現場の即応性を高めている。
MujinOSはロボットやAGV(無人搬送車)、保管システム、センサーなどを統合制御する産業用OSで、マルチベンダー対応、デジタルツインによる可視化、リモートメンテナンス、他製品との連携などを特長とする。同社は今後、MujinOSプロダクトのラインアップを拡充し、標準化された自動化ソリューションの提供を進めるとしている。
なお、本製品は12月3日から東京ビッグサイト(江東区)で開催される「2025国際ロボット展」(iREX2025)で初公開される予定。ブースでは、積載パターン設定やロボット動作の自動生成など、現場での自動化運用を体験できる。
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