ムジン、部品加工ラインにロボ自動化技術を導入

出所：Mujin

サービス・商品Mujin（ムジン、東京都江東区）は30日、エンジン部品加工のヌカベ（群馬県高崎市）のナックルアーム粗材の加工ライン投入作業向けにロボット自動化技術を導入したと発表した。複雑な作業をロボット一台に集約して自動化を実現。ムジンは、現場作業の効率化を進める観点から、ロボット技術を製造・加工ラインにも導入する動きを広げる。

ヌカベの甘楽工場（群馬県甘楽町）における、ばら積みされたナックルアーム粗材の加工ライン投入作業について、既存のロボットに自動化技術を搭載することで、複雑な作業をロボット一台に集約した。

従来の動作を教示して稼働させるロボットの場合は、ばら積み状態での粗材のピッキングが難しく、前工程で人手によるピッキング・コンベア上へ整列作業が発生していた。ムジンのロボット知能化技術を用いて、一連の流れを一台のロボットに集約することで、省人化・省スペース化を実現した。