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ECB7（東京都武蔵野市）は2日、世界的なサイバー空間サーチエンジン「Censys」（センシス）の取り扱いをEC（電子商取引）サイト「worldsoft」で開始したと発表した。ECサイトでのCensys取扱いは国内初（同社調べ）で、重要インフラや企業システムのインターネット露出状況を可視化し、外部攻撃リスクの低減を図る。
Censysは、世界中のIPアドレスやポート、証明書を継続的にスキャンし、公開サーバーやクラウド資産、シャドーITの状況を把握できるプラットフォーム。危険なインターネット露出や脆弱なサービス、誤設定を検出し、ランサムウェアや情報漏えいの入り口となる外部攻撃面を特定する。
電力・水道・ビル設備、工場制御など重要インフラ（ICS/OT）における制御機器の公開状況も可視化でき、想定外の公開機器を早期に発見することで遮断・保護に役立つ。
近年は企業や重要インフラを標的とした攻撃が相次いでおり、公開VPN機器やウェブシステムが侵入経路となる事例も報じられている。Censysにより公開資産を俯瞰的に把握することで、組織が自社の外部攻撃面を管理しやすくなる。
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