荷主NTTロジスコ(東京都中央区)は2日、「2025年度NTTロジスコグループ優良事例報告会」を開催したと発表した。報告会は11月20日-21日に全国の物流センターなど16チームが発表を行い、参加対象はグループ全従業員とした。

▲優良事例報告会の様子(出所:NTTロジスコ)
同社グループでは、生産性とサービス品質向上を目的に、TPS(トヨタ生産方式)を基にした独自手法LGPS(LoGisco Production System)により、5Sや改善活動を推進している。サプライチェーン最適化の提案も継続しており、これらの取り組み成果を共有する場として2010年から報告会を開催している。
上位3チームの事例では、1位の埼玉物流センターが通信機器の回収・登録作業にAI(人工知能)画像認識技術を用いた自動登録・仕分けシステムを導入し、荷姿変更やレイアウト見直しと合わせて作業性と生産性の向上を図った。
2位の平和島物流センターは、医療機器物流における荷量変動への対応として多能工化やシフト勤務導入を進め、相互応援体制の構築やレイアウト変更により時間外作業の70%削減を実現した。3位の千葉物流センターはパート社員の早期退職に着目し、「リーダーに必要な15のスキル」を軸にした研修体制を整備し、早期退職ゼロを達成した。
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