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日本の道路貨物輸送、33年に1.8億ドル規模と予測

2025年12月3日 (水)

調査・データIMARCグループ(インド)は3日、日本の道路貨物輸送市場について、2033年に市場規模が1億8160万ドルに達するとの予測を公表した。24年の市場規模は1億2880万ドルで、25年-33年の年平均成長率は3.6%と見込む。

(出所:IMARC Group)

同社がまとめたレポートでは、市場動向や成長要因を示している。人口密集地での都市化進行により物流が複雑化し、配送ルートの最適化ニーズが高まっているとした。また、パンデミック期に伸長したEC(電子商取引)需要は、迅速かつ信頼性の高い道路貨物輸送サービスへの要求をさらに強めている。技術面では、GPS追跡、IoTセンサー、AI(人工知能)を活用した物流管理の普及が運用効率を向上させていると分析した。

レポートによると、輸送貨物は液体商品と固形物に分類され、国内・国際輸送、トラック積載量の違い、コンテナ化の有無、距離、温度管理の要否などで細分化される。エンドユーザーは農業、建設、製造、石油・ガス、卸売・小売など幅広い。地域は関東、関西、中部、東北などに区分される。

日本ではドライバー不足が続き、自動運転や自動貨物輸送回廊の計画が進む。24年11月には、東京-大阪間で自動化回廊構想が示され、30年代半ばの全面稼働を目指す。

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