サービス・商品中国の大手ドローンメーカー、DJIの正規販売代理店のシステムファイブ(東京都千代田区)は4日、同日発表された物流ドローンの新機種、「DJI FlyCart 100」の販売を開始したと発表した。
2024年1月に発表された「DJI FlyCart 30」からさらに積載量が増え、最大積載量80キロとなり、機能も向上した。急傾斜の山岳地帯への鉄塔物資運搬、車両が走行できない場所への資機材運搬、運搬コストが高い離島運搬といったさまざまなケースに対応する。

▲(左から)DJI FlyCart 100、DJI FlyCart 30(出所:システムファイブ)
積載方法はウインチとケーブルによる吊り下げの2種類があり、ウインチでは荷下ろし時に音と光で通知する機能もある。
機能面ではレーザーLiDARや五方向魚眼ビジョンシステム、ミリ波レーダーを搭載し、周囲環境の障害物検知がより強化された。また、無ロール飛行機能に対応し、山間部や傾斜地など横風の強い環境でもモーターの負荷を均一化し、機体の回転を防ぐ。これによって飛行性能と運行の安全性が大幅に向上した。
機体前方と下部の照明ライトのほか、人や物のAR(拡張現実)検知機能が追加され、夜間飛行でも操縦者の負担を軽減する。
大きさは長さ、幅がそれぞれ322センチ、高さ97センチで、シングルバッテリーの場合、最大で7分間、6キロ飛行する。
同社ではFlyCart 100の体験イベントを今月11日に、千葉県東金市のSORAポート東金で開催する。参加は無料だが、事前の申し込みが必要。定員は20人で、同社のホームページから申し込む。
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