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丸紅と全農、コメ集荷・加工・販売で戦略提携を検討

2011年1月18日 (火)

産業・一般丸紅は17日、全国農業協同組合連合会(全農)と米穀の集荷・加工・販売事業について、一体的な事業運営実現に向けた検討を含む戦略的提携関係を構築することで合意した、と発表した。

 

提携は米の生産基盤の発展、米の消費、販売拡大を目的として、米穀の集荷網拡充、精米加工の効率化、精米流通を主体とした販売・流通網の拡大・構築を通じ、競争力のある米を提供していくことで互いの企業価値の向上を目指すもの。

 

日本は、米の消費量が減少している一方、消費者の食の安全・安心に対する信頼の確保が重要となってきている状況に対応するため、設備面での増強や流通各段階での品質管理体制の高度化に加えて、市場ニーズに応じた商品開発の充実を追求していく。

 

今後、両社が協力して、それぞれが強みを持つ分野で機能を発揮し、合理的な事業運営を行っていくとともに、国内での精米販売、海外への輸出を強化することにより、米の消費拡大を図り、日本の農業の発展に貢献していくことを目指す。