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産業・一般キャレオス（広島県福山市）は12日、特定技能外国人によるトラック運送分野への就業促進を目的とした「合宿免許安心パッケージ」を、ドライビングサポート（千葉市中央区）と共同で開発したと発表した。パッケージは、インドネシアの日本語学校「フジアカデミー」での事前学習と、日本国内の受け入れ支援体制を一体化したもの。
本パッケージは、特定技能「自動車運送業」制度に基づく外国人材の日本での円滑な就業を支援するもので、合宿形式による免許取得費用の定額制、追加教習費不要、全国対応の提携教習所を特徴とする。普通車・準中型車の免許取得後、中型・大型へのステップアップも可能で、最短16日から32日での取得が見込まれる。
キャレオスは、送出し機関「フジアカデミー」と連携し、受講前の日本語教育、仮免学科試験対策、適性検査を実施。ドライバー候補者の選定から日本での受け入れ支援までを一貫して提供する。また、キャレオスグループのキャレオスパートナーズが中心となり、全国の登録支援機関や教習所と連携したスキームを構築している。
政府は今後5年間で1万9000人の外国人ドライバー受け入れを計画しており、運転免許取得の不確実性が大きな課題となっていた。今回の取り組みは、免許取得リスクの軽減と採用後の早期戦力化に寄与する仕組みとして、物流業界の人材確保を下支えするものとみられる。
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