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サービス・商品カオナビ（東京都渋谷区）は17日、トヨタ輸送（愛知県豊田市）がタレントマネジメントシステム「カオナビ」を導入したと発表した。トヨタ輸送では、従業員の情報管理や育成を強化し、企業理念に掲げる「個人の創造力とチームワークの強みを最大限に高める」企業風土のさらなる醸成を目指す。
カオナビは社員の顔写真・スキル・評価・異動履歴などを一元的に管理できるSaaS型のクラウドシステムで、最適な人材配置やリスキリングの推進、人材戦略の意思決定を支援する。今回導入された「Enterprise Edition」では、大規模事業者向けの支援体制やセキュリティー機能を強化しており、トヨタ輸送のような大規模組織の人事課題にも対応できる。
トヨタ輸送はトヨタ自動車の輸送部門から独立して設立され、現在は国内外にわたる完成車輸送ネットワークを構築。多様な人材の活用と人事データの戦略的活用が求められるなか、カオナビの導入は人的資本経営の実現に向けた一歩として注目される。
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