国際LOGISTICS TODAYが今秋11月に開催する「中国物流視察(上海・重慶)」。そのハイライトとなる11月4日開催の「日中物流対話サミット2026」の全プログラムおよび登壇ラインナップが決定した。
本サミットは、日中双方の物流キーマンが顔を合わせる完全対話型のセッションだ。単なる最新技術の紹介にとどまらず、両国の現場思考や経営思想の違いを深く掘り下げ、互いの強みを融合させた「これからの物流のあり方」を提示する。
なお、同サミットが組み込まれた中国物流視察(上海・重慶)の参加申し込み締め切りは8月31日に迫っており、残席はすでに残り僅かとなっている。

▲昨年2025年11月に実施した中国視察時「日中物流対話サミット」の様子
【第1部】爆速の意思決定と日本品質の「融合点」を探る
サミット前半の第1部では、日中の現場を知り尽くしたトップランナー陣が集結する。注目は、中国企業が誇る「即時の意思決定」と、日本企業が培ってきた「高い品質管理」という対照的なアプローチの対話だ。
中国市場の爆速なスピード感の背景にある組織文化を紐解きつつ、日本物流の強みである細やかな現場力をいかに掛け合わせるかを議論。「走りながら修正する」中国流の柔軟性をいかに日本の現場改革に取り入れるか、またタイなど東南アジアをはじめとする第三国市場で両国がどのようなパートナーシップを築けるかなど、共創に向けたリアルな視点が提示される。
【第2部】フィジカルAIとロボティクス、現場実装の「答え合わせ」
後半の第2部では、現実空間で自律的に状況を判断して動く「フィジカルAI(Physical AI)」や次世代ロボティクスに焦点を当てる。中国から来日する気鋭のAI・ロボット企業トップらを交え、理論にとどまらない「泥臭い現場定着ノウハウ」を議論する。
セッション内では、「軽トラの助手席にロボットが乗ってドライバーを補助する」といった日本発の独自構想やラストワンマイルの課題意識を、中国側の技術者や市場にぶつける「答え合わせ」を展開。単なるハードウェアの導入議論を超え、それらを支えるオープンソースOSや物流ソフトウェアの連携を含め、人手不足に悩む物流現場を救う具体的な解を探っていく。
■濃密な対話とネットワークを構築する絶好の機会
当日は登壇者による議論だけでなく、参加者を交えたQ&Aやサミット後の交流会(17:00〜)も予定されている。課題意識を共有する経営層や現場リーダーが集い、次世代の物流戦略につながる濃密なネットワークを構築できる点も大きな魅力だ。
中国物流の「圧倒的なスピード感」と「フィジカルAIの最前線」を肌で体感し、自社の現場改革やグローバル戦略へのヒントを得る貴重な機会となる。
ツアーの参加枠は先着順で残り僅かとなっているため、参加を検討している方は早めの確認をお勧めしたい。
当日のタイムスケジュールとセッション概要は以下の通り。双方のキーマンが各テーマに沿って白熱した議論を展開し、会場とのダイレクトなQ&Aセッションも用意されている。
■ タイムスケジュール
・13:30〜13:35:オープニング(趣旨説明 / LOGISTICS TODAY 赤澤編集長)
・13:35〜14:55:第1部「物流におけるスピードと意思決定」(80分)
・14:55〜15:05:休憩(10分)
・15:05〜16:25:第2部「ロボット・Physical AIの物流現場実装」(80分)
・16:25〜16:30:クロージング・総括
・17:00〜:日中交流パーティー(懇親会)
■ 第1部プログラム概要(13:35〜14:55)
・テーマタイトル:「物流におけるスピードと意思決定」
・登壇者:
朱力氏(PHOEBUS 社長 / 元ダイフク)
呉承琪氏(UTC ディレクター / 元SIPG)
吉岡泰一郎氏(ワンロジ 社長)
<モデレーター>赤澤裕介(LOGISTICS TODAY 社長兼編集長)
【第1部 主要討論テーマ】
1. 意思決定のスピードと組織文化:中国企業が現場導入・判断を即決できる背景と、日本の現場で導入する際の障壁
2. 品質の価値 vs スピードと柔軟性:日本の「高品質物流」の真価と、中国の「走りながら修正する」スタイルの利害・安全性とのバランス
3. 海外・アジア展開と日中連携のリアル:第三国(東南アジア等)進出における日中物流企業のベストな役割分担
■ 第2部プログラム概要(15:05〜16:25)
・テーマタイトル:「ロボット・Physical AIの物流現場実装」
・登壇者:
李科頻氏(Hintonbot 会長兼社長 / 元シュナイダーエレクトリック)
鐘潤洲氏(SAGE ディレクター / 颯智智能)
山崎整氏(タクテック 社長)
日下瑞貴氏(アセンド 社長)
<モデレーター>赤澤裕介(LOGISTICS TODAY 社長兼編集長)
【第2部 主要討論テーマ】
1. 倉庫内活用のリアルな課題:ロボット導入時に現場が直面する「超えられない細かなハードル」と定着のコツ
2. ラストワンマイルの課題 vs 「軽トラの助手席ロボット」:玄関ノックへの抵抗感と、ドライバーを補助する助手席ロボット構想への中国側の視点
3. Physical AIとOS・ソフトウェア基盤:オープンソースOSやAIアルゴリズム、運送・物流ソフト側の進化と今後の連携
▼「日中物流対話サミット 2026」を含む、中国物流視察の全行程およびお申し込みはこちら
https://www.logi-today.com/902157
1.ショートコース(3泊4日・上海):450,000円(税別)
2.ミドルコース(4泊5日・上海・重慶):590,000円(税別)
3.ロングコース(6泊7日・上海・重慶):700,000円(税別)
◾最終締切:2026年8月31日(月)
◾費 用:往復航空券(※)、宿泊、食事、移動専用車、通訳を含む。お申込み日により料金が異なります。
※ショートは、東京〜上海の往復航空券、ミドル、ロングは、東京〜上海および上海〜重慶の往復航空券が含まれます。
◾主 催:LOGISTICS TODAY
◾企画協力:日本エストコンサルティング社(東京都文京区本郷7丁目-2-5 平清ビル2階)
◾旅行企画・実施:上海美達国際旅行社有限責任公司(上海市普陀区綏徳路1弄1号)許可番号:滬旅金審(2010)2号
◾応募対象:物流関連企業
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