ECIVA(東京都渋谷区)は27日、SAZO(名古屋市昭和区)が提供するAI越境ECサービス「SAZO」と連携し、AI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」による対象商品の鑑定を開始すると発表した。韓国をはじめとする海外ユーザーが日本の商品を購入する際、購入者への配送前に真贋を確認する仕組みを設け、越境EC(電子商取引)での偽造品流通防止につなげる。
SAZOは、海外ユーザーが日本などのECサイトやマーケットプレイスの商品を購入できるサービスで、AI(人工知能)を活用して商品情報の翻訳や梱包サイズの推定、為替レート、配送料、関税、手数料の計算などを自動化するほか、国際配送や輸入通関の手続きも代行する。
今回の連携では、韓国ユーザーがSAZOを通じて日本国内の商品を購入する際、真贋鑑定をオプションとして選べるようにする。購入商品をフェイクバスターズが鑑定し、正規品と判定した商品のみ購入者へ配送する。偽物または鑑定不能と判定した場合は取引をキャンセルし、購入者に取引額を返金する。

(クリックで拡大、出所:IVA)
対象となるのは、メルカリや楽天ラクマなどSAZOを通じて購入可能な日本国内の対象ECサイトやマーケットプレイスで、スニーカー、ストリートファッション、ラグジュアリーファッション、トレーディングカードなどを鑑定する。出品者は商品を発送し、購入者は鑑定基準を満たした商品を受け取る仕組みで、既存の購入プロセスを大きく変更せずに鑑定を組み込む。
韓国統計庁によると、2024年4-6月の韓国における海外直接購入額は前年同期比25.6%増の2兆149億ウォンで、このうち日本からの購入額は16.4%増の1346億ウォンだった。
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