
▲バッテリー温調モジュール(出所:デンソー)
サービス・商品デンソーは18日、電動大型トラック向けに、走行性能の維持やバッテリー寿命延長に寄与する「バッテリー温調モジュール」を開発したと発表した。これは、冷却性能に優れた国内初の独立型システムで、同製品は10月24日に発売された燃料電池大型トラック「日野プロフィア Z FCV」に採用されている。
新モジュールは、バッテリーに冷温水を供給する仕組みで、ヒートポンプサイクルやラジエーター、ポンプなどをモジュール化。外気温に応じて冷却方式を切り替え、省エネルギー性も高い。自社調べによると、同等の冷却能力を持つ従来品と比べてエネルギー効率は20%以上向上している。
デンソーは今後、同技術を活用し、持続可能なモビリティ社会の実現に寄与する製品開発を進める方針。電動化が進む物流分野において、同モジュールは温度管理の高度化と省スペース化の両立に寄与する技術と位置付けられる。
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