
(出所:インターステラテクノロジズ)
財務・人事国内の民間企業では初めて宇宙空間に到達した商業観測ロケットを開発するインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は11日、IMVやKADOKAWA(東京都千代田区)などを新たな引受先とした第三者割当増資で2億2000万円の資金調達を行ったと発表した。シリーズDラウンドの調達額は総額18億7000万円となった。
低価格・高頻度な宇宙輸送サービスを国内に構築することで、人工衛星データを通じた地球上の課題解決への貢献を図っていく。
インターステラテクノロジズは低価格な宇宙輸送サービスを提供することで、「誰もが宇宙に手が届く未来の実現」を目指すスタートアップ。同社の観測ロケット「MOMO」(モモ)は、2019年5月に国内の民間企業では初めて宇宙空間に到達した実績がある。今回の調達資金は超小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」(ゼロ)の開発経費に充てる。