ロジスティクスHacobu(ハコブ、東京都港区)は23日、荷主企業の物流責任者が集う「第5回 未来の物流共創会議」を11月28日に開催したと発表した。製造・卸・小売など15社のCLO(物流統括管理者)や物流リーダーが参加し、物流分野におけるAI(人工知能)活用とデータ連携をテーマに意見を交わした。

▲「第5回 未来の物流共創会議」の様子(出所:Hacobu)
今回の会議では、AI導入による物流業務変革、データドリブンな実践事例、製配販を横断するPSI(生産・販売・在庫)情報の連携などが取り上げられた。AI導入に必要なデータ基盤の整備や、AIを使いこなす人材の育成など、技術面と組織面の双方から課題が提示された。
物流業界では近年、持続可能性と効率性の両立が求められており、企業単独での対応には限界がある。Hacobuは2022年から、企業間連携による解決策を模索する場として本会議を継続しており、今回で5回目の開催となった。
参加企業には、キユーピー、ネスレ日本、YKK AP、モスフードサービスなど業界を代表する企業が名を連ねた。物流を非競争領域として捉え、業界の垣根を越えた協調が求められるなか、今回の取り組みはAI時代の持続可能な物流インフラ構築に向けた一助となり得る。
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